思えば長い月日だったと思います。東北震災直後から、セフレ関係を続けていたオーバー還暦の超熟女とお別れをしたのです。理由は彼女のご主人が急逝したためです。
年齢に似合わずに、なかなかのスタイルを保っていた郁代さん(仮名・63歳)とはテレクラで知り合ったのでした。
計画停電も終わり、街の機能が戻りつつあった頃にアポ
郁代さんとは、東北大震災後に私がテレクラに行った時に初めて会いました。その店は埼玉県と足立区の堺にあり、私は閉店まで楽しませてもらっていた「V」です。
“放射能”とか“メルトダウン”といった言葉が、マスコミ全体を覆っていたので「エロ系ライター」の私は、やたらとヒマだったのです。
それでもエロライターとしての意地もあり「こんな大災害時のテレクラって、どんな感じだ?」という実態を取材するかたがたテレクラ店に向かったのでした。
災害時の店内の様子や、その後の営業再開の話しなんかを店長から聞き出した私は、いよいよ個室へと向かいます。
直接の被害はなかったものの、電車の“間引き運行”やガソリン不足、お米不足なんかがあって埼玉にも目に見えた「被災感」は漂っていたのでした。
「こんな状況だから、コールには期待しないでね」という店長の弁にもうなずけるので、私は指でOKマークを作って個室へ入りました。
平日の昼間だったのですが、その頃は“割り”も含めて主婦・熟女層からのコールが多かったのですが、その日は全く鳴りません。
まぁ、そういった実態を肌で感じる事ができたのですから「良し」としなければ…。
とあきらめムードの中、私の個室はエロDVD鑑賞会の様相を呈していったのです。
すると、待ちかねたコール音が鳴り響きました。
「こんにちは、埼玉にはお客がいてよかったわ」
電話をかけてきたのは足立区在住の郁代さん(仮名・55歳・貴金属店経営で夫あり)で、新小岩(江戸川区)や日暮里(荒川区)のテレクラ店にかけても「お客がいないのよ」と言っていました。
「住んでいるのは足立区だけど、万が一、近くの人に見られたらマズイので埼玉にかけて正解だったかもね」
彼女の方は、ご主人も商売をしていて「お互いに自営だから自由にやってる」立場なんだとか。
そのご主人とは36歳の頃から性交渉がなくて、テレクラを中心に浮気をして体の火照りを抑えているとの事でした。
ただ私が気になったのは、年齢的には彼女が55歳、私が45歳と10歳若かった事です。
私「年下ですが、いいですか?」
郁代「40代から上なら、何歳でもいいわよ」
なにやら、若い男とは“あった”みたいなニュアンスでしたねぇ。その武勇伝を尋ねると、
郁代「テレクラでも、よく遊んだわね。あとは出張帰りに新幹線で隣り合わせた大学生ともヤっちゃった。あの時は凄かったわ」
その大学生とは、40代の頃に1度だけセックスしたんだそうです。私から見ると20歳も年下の学生とヤるだけでも驚きなのに、その学生はよほど溜まっていたらしくラブホの休憩の時間内に8回も放出シたというから、さらに驚きました。
郁代「あの時は、ワタシのお股が痛くなって大変だったわ。それから、年下でも40代以上の男って決めたのよ。ガツガツした学生は懲り懲りよぉ」
こうして、とりとめのない話しを続けていると、彼女の方から
「ねぇ、今日は会える人を見つけに来たんじゃないの?どうせなら、会って話してそのまま、なんて事にも…。ねぇ?」
こんな感じで彼女の方から誘ってきて、その日のうちに会う事にしたのです。
やはり年上だけあって、積極的で話が早い!
彼女は自分も貴金属の販売店を営んでいたので多忙でした。それだけに、遊びにも積極的。限られた時間の中で性欲を満たすために、時間のヤリクリが板についていました。
元アスリートなだけに、肉体はしなやか!
彼女とのアポは午後1時の東武伊勢崎線(現スカイツリー線)北千住駅の東口。ここは西口とは違って閑散としているので、“訳アリ”な待ち合わせにはピッタリです。
線路沿いにある2軒のラブホにも近いので便利で、これ以降の待ち合わせもいつもここでした。
郁代さんは55歳とすでに熟女の域に達してはいましたが、165cmはあろうかという長身のスラリとしたボディです。同世代の中では群を抜いていると言っても過言ではなかったです。
「高校時代までは陸上の短距離選手をしていたからよ」と謙遜していましたが、なかなかのモノでした。
ただオッパイは垂れる程の大きさはなく、本人いわく“Bカップ”。ヒップも小振りで裸になった時に気づいたのですが、こちらは垂れ気味でした。
全体的には元バドミントン選手で、今はキャスターとして活躍している陣内貴美子に似ています。
その時から彼女はすでに閉経していたので、セックスは常に中出しでした。この日は男が久し振りらしく、郁代さんは熟マンを舐められるとすぐに、
「あ~、久し振り。やっぱり男の人に触られたり舐められたりしないとオンナはダメだわぁ~」
と喘ぐと、私の指にクリちゃんや内襞を愛撫されながら激しく腰を揺らしていました。
郁代「指はもういいから、チンチンちょうだい!チンチン入れて!!」
彼女は大声で私のチンコをねだると、正常位のマンコに私を迎え入れて、
「あ~、これよ、これっ。気持ちイぃ~っ」と、陰毛をぐっしょり濡らしながら「うっうっ」と呻きます。
そして、「アナタの精子も早く同時に発射してぇ、子宮に当ててぇ~」と叫んで、イってしまいました。
彼女にとっては1年ぶりのセックスで、「こんなに間が空いたのは久し振りよ」だそうです。
それを差し引いたとしても、あの乱れようの激しさ! 熟女の欲求は、凄まじいですね。
セフレ生(性)活の突然の終わり
郁代さんとは、それからの4年間はコンスタントに月2回のデートを決行。彼女が還暦を過ぎてご主人も仕事をリタイヤしたので会うのが難しくなったので、ここ4年は年に3回~4回の交わり、といったところでした。
それで今年に入って「そろそろ会おうか?」と電話したところ、
郁代「主人が急に死んじゃって、その気になれない。もう、エッチな気分にはなれないのよ」
と珍しく元気のない声で話したのでした。
あっけない幕切れかとも思いましたが、彼女にソノ気が起きなければしょうがありません。
私は「落ち着いて遊びたくなったら、また電話して」と言いましたが、引き際は綺麗にしとかないと、旦那さんに化けて出られちゃかなわないですから、これで終わりにしました。
まぁ、8年間も中出しを決めさせてもらって感謝はしています。お互いに必要以上にのめり込まなかったのが、長く続いた秘訣のようなものでしたね。